マグロノオスシ 中学受験街道

小4冬からのスタート&チャレンジ

プロローグ 2

息子は好奇心旺盛で衝動的なタイプ。

歩きだしてから入園するまでは、怪我をしないかと

つねにヒヤヒヤしていたし、迷子になることもしばしばであった。

また、直情的で聞き分けが悪く、

そのくせ変にまじめなところもあり

入園してからは、よく友達とけんかした。

小学校に入学後は、ある程度の怪我はやむなしと

腹をくくった。

友達だけは傷つけないように、と何度も言い聞かせた。

大きな声で叱りつけることも多々あった。

ようするに、わりかし手のかかるしんどい子だ。

 

そんな息子が4年生になってから

なんだか少しましじゃない?

成長したんじゃない?

なんなら先生が成績も態度も誉めてくれることが増えたんじゃない?

と、あくまでも息子なりに…であるが、ぐっと手がかからなくなったのだ。

 

そんな息子が塾に行きたいと本気で言っている。

夏休みが終わってからも、塾は?と尋ねられた。

私はようやく重い腰をあげて入塾説明会および入塾テストを

受けさせるべく某M塾に息子と向かった。

たぶん10月に入ってすぐだったと思う。

 

それ以前にくもんで受けた全国テストの成績が

意外に良かった。

さらに意外なことには得意な算数よりも国語の方が

点数が良かった

 

だからあまり不安に思うことなく、

なんなら少しの自信を持って入塾テストを受けさせた。

結果は特徴のない中間の成績であった。

そっか…そんなものか。ちょっと甘く見てたなー。

それが私の感想だった。

だけど、理科の体験授業中の息子はとても楽しそうで

帰り道で「どうする?行きたい?」と聞くと

とても良い顔で

「行きたい!楽しいわ!!」

と言った。